プロフィール
1979年10月2日生まれ、福岡県出身。 紙という素材を用い、「流れ・密度・余白」によって生命感を表現するペーパークイリング作家。 独自の制作アプローチ「Split & Flow」により、繊細さと立体性を併せ持つ造形を確立している。
現在の活動
オーダー制作(贈答品・企業案件・個人作品)、ペーパークイリングジュエリーの制作販売、教室運営、 ワークショップ、国内外での展示販売、イベント出店など幅広く活動。
渋谷西武百貨店など国内での展示・販売を重ねながら、近年は海外への発信にも取り組み、 オーストラリア・メルボルンのブランドとの協業を通じて表現の領域を広げている。 現地での販売も開始し好評を得ており、今後は海外展開も視野に入れている。
活動のきっかけ・想い
幼い頃から感受性が強く、人の感情や空気の揺らぎを敏感に感じ取る感覚を持って育つ。 6歳から始めたピアノを通して、言葉にならない感情を音で表現し、自身の内面と向き合ってきた。
しかし、同年代との感覚のズレや環境への違和感から不登校を経験。 「自分はどこか違う」という感覚を抱えながら音楽の道を志すも、家庭の事情により音大進学を断念。 その後、芸能事務所への所属、シンガーソングライター活動、モデル業を通じて 「自分にしかできない表現」を模索する。
20代前半、発声障害により音楽の道を断念。 この経験をきっかけに、「言葉や音ではない色や造形で感情を表現したい」という想いが強まり、 メイク・カラーセラピー・ネイルなどを通じて表現の幅を広げる。
30代半ばよりアクセサリー制作を開始。 2021年、ペーパークイリングと出会い独学で習得。短期間でオーダー制作へと展開する。 アール・ヌーヴォーの流麗な装飾やヨーロッパの美意識への関心と、この技法との出会いは 自身の感性と深く重なり、必然的なものとなった。 これまでの経験や葛藤すべてをこの表現に投影し、"紙"という素材で 「感情を目に見えるかたちに残す」ことを追求している。
強み・特徴
紙という素材を用い、「流れ・密度・余白」によって生命感を造形する独自表現を確立。 装飾的なクイリングの枠を超え、彫刻的な構造表現へと昇華させた作品を特徴とする。 制作は「形」ではなく「流れ」を起点とし、紙のエネルギーや動きを引き出すことで、 唯一無二の造形を生み出す。
また、独自の技法「Slit Cutting」を考案し、より深みのある造形表現へと発展。 2026年には「Split & Flow」という制作アプローチとして体系化し、 繊細さと立体性を両立した表現を展開している。
制作の原点にあるのは、「身近な紙という素材で、誰かの心に届く表現をつくりたい」という想い。 心理学やカラーセラピーの知見も取り入れ、制作や鑑賞を通じて得られる集中や色彩の効果が、 心の安定や癒しに繋がることを実体験として捉え、その普及も視野に入れて活動している。
活動実績(抜粋)
- 福岡国際センター開催の九州ホビー展に出展
- 渋谷西武百貨店にて展示販売(全国デビュー)
- オーストラリア「Kami-So」とのコラボレーションにより、メルボルンでの販売を開始
海外クリエイターとの継続的な関係の中で、表現の可能性を拡張している。
今後の展望
ペーパークイリングの可能性をさらに広げながら、アート作品の発表、ブランド展開、 教育活動を通じて、表現領域そのものの拡張を目指す。